animal IT innovation

動物の福祉に ITを活用しよう

これからの動物愛護 ~ハルモニアが目指す未来~

マイクロチップの運用改革

【所有者不明のペットを減らす】

 所有者がすぐにわかるようになる仕組みとして、マイクロチップ装着の法的義務化は、多くの動物愛護団体や日本獣医師会ばかりでなく、環境省中央環境審議会動物愛護部会(※17)でも取り上げられました。

 私どもハルモニアでは、マイクロチップにこだわらず、ペットが着用するさまざまなものに電子タグを入れ、それを代替手段として用いればよいと考えております。しかし、法的義務化と普及率向上を同時に実現させるためには、現状のように、飼い主の手に渡ってから飼い主の意思で電子タグを着用させ登録をするという方法ではなく、生産者が動物を送り出す前に着用させるようにすることが最も効果的だと考えております(※18/マイクロチップについて)。

 そうすることで、下図のように、生産者から飼い主の手に渡るまでの全ての過程を、データとして登録・一元管理することが可能になると考えられます。